イベントTシャツ
祭りに関わる人々の心をひとつにするユニフォーム
- 企画
- ディレクション
- デザイン
このTシャツは単なる「衣服」ではありませんでした。
市役所のメンバーが協賛営業に奔走する中で生まれたアイデア。協賛企業のロゴを胸に刻み、イベントを支える人々の熱意を「見える形」にするためのツールとして提案したものです。
ただのおそろいTシャツというだけではない二つの役割。
ひとつは、協賛企業の存在を参加者や市民に自然と伝える広告媒体として。
そしてもうひとつは、実行委員会や関係者が同じTシャツを着ることで「私たちはひとつだ」という強い一体感を生み出すために。
実際に着用した瞬間、会場全体がひとつの大きなチームになったかのような高揚感に包まれました。
「このTシャツがあったから最後まで走り切れた」——そんな声が次々と寄せられたのです。
予算や制約を超えて、人々の心を結びつけたのは、デザインが持つ力そのものでした。
Sharack Design Studioにとって、このTシャツ制作は、「アイテムが想いを伝え、人の心を動かし、未来へとバトンをつなぐ」ことを実感できた、忘れがたい経験となりました。